製作工程

製作工程

本体設計
制御盤本体組込み

全工程を自社内で一貫生産しています。
どの工程からでもお客様の要望に柔軟に対応できる体制です。

制御盤製作
組み立て

(1) 配線設計
ソフト(ラダー図)・ハード(配線図) 両方の設計を全て自社で行います。

(2) 制御盤組立
配線図どおり制御盤に組み上げます。接続を確認、端子を止めるビスが規定のトルクで締まっているか確認します。

(3) 制御盤本体組込み
組み立てた制御盤を試験機本体に組込み、各部品を設計された配線図通りに接続します。

本体配線完了後、接続を確認し、電源を投入、動作確認します。

本体制作(機械加工・板金加工)

ステンレス(SUS304、SUS316 他)やチタンなど様々な種類の金属材料を、材料の特性や加工の順序を考えながら、切断し、折り曲げ、溶接し図面どおりに形にします。チタン材料は軽量で耐食性に優れる反面、割れやすく溶接しにくいなど、加工の難しい金属で、曲げ加工や溶接に熟練した技が必要です。

本体制作(樹脂加工)

塩水噴霧試験機や複合サイクル試験機の試験槽などを樹脂加工し製作しています。溶接品質を確保するには母材と溶接棒に熱風を当てる時間や溶接棒を押し付ける力加減など熟練した技が必要です。キズが付きやすい為、細心の注意を払って作業をしています。

組立

促進耐候性試験機は、ランプ点灯・冷却装置、温度・湿度調節装置、試料回転装置、各種加工部品、各種制御機器、制御盤など、腐食促進試験機は、噴霧装置、温度・湿度調節装置、各種加工部品、各種制御機器、制御盤など、各工程で製作されたユニットが本体に組み込まれ、ひとつの試験機になります。

ランプ製作

電極ひとつひとつ、石英のガラス管からランプを製作しています。1000℃以上の炎を使い、ガラスと金属という異なる素材を接合する等、ランプの製作は熟練の技が必要です。ランプが正しく発光し点灯する為に封入するガスの純度を正確にコントロールしなければなりません。その為にガラス管内に残るわずかな不純ガスを取り除いています。

ランプ製作
ランプ製作
性能試験(促進耐候性試験機)

全ての工程を経て組み立てられた試験機は、出荷までに、規定の試験条件で運転し、放射照度、温度、湿度、降雨など制御精度を確認、試験機としての性能を試験します。

性能試験(腐食促進試験機)

全ての工程を経て組み立てられた試験機は、出荷までに規定の試験条件で運転し、噴霧分布、温度分布、試験移行時間など、制御精度を確認、試験機としての性能を試験します。

性能試験(腐食試験機)
性能試験(腐食試験機)
ページトップへ