環境への取り組み

環境への取り組み

CO2 排出量の削減

電力量モニタ

2010年より電力使用量をリアルタイムにモニタリングしています。電力使用状況の「見える化」により、従業員の節電への意識向上につなげ、更なる省エネ徹底を図っています。

再生可能エネルギーの導入

敷地内に太陽電池パネルを設置し、その発電を積算照度記録装置の電源等に活用しています。

水資源の管理

水の再利用

工場設立時より、水の使用量を最小限に抑えるために、用途を限定して水の再利用を行っています。
工場には右図に示すような装置が2 系統あり、試験槽を組立加工後、漏れ検査に使用する水、また、試験機の本運転・データ測定の際に使用する試料スプレ水や各種洗浄水などに循環して再利用し、年間約600トンの水を節約しています。

有害物質排除の取り組み

はんだづけ工程の鉛フリー化を進めています。さらに、欧州連合(EU)による改正RoHS 指令(※)に準拠した製品展開を進めており、現行の4機種(スーパーキセノンSX75型、キセノンGX75型、複合サイクルCYP-90型、スガ摩耗NUS-ISO3型)を皮切りとして、今後もRoHS 指令に準拠した製品展開を順次押し進め、環境に配慮した製品作りに取り組んでいます。
新たな資材を社内で採用する場合は、事前に環境への悪影響や作業者の安全性について確認を行い、有害性のある資材の使用禁止や環境への負荷が少ない材料への切り替えを行っています。

※ RoHS 指令とは?
RoHS 指令はEU において施行されている有害物質規制で、環境や生態系への負荷が大きい特定6 物質( 鉛、カドミウム、水銀、六価クロム、ポリ臭化ビニフェニル(PBB)、ポリ臭化ジフェニルエーテル(PBDE))の電子機器類への使用禁止を義務付けています。

災害リスクへの対応

主要部品材料の供給を複数のサプライヤーから行うことで、安定した供給を確保しています。
また、生産拠点は現在日高・川越工場に集約していますが、本社(新宿)も生産設備を備え、緊急時の生産能力を確保しています。

環境に優しい試験機開発

省エネ運転の試験機開発

当社の促進耐候性試験機は、独自の温湿度制御システムとインバータ冷凍機冷却システム、更に加湿モジュールを組み合わせることで、必要最低限の消費電力・消費水量で試験槽の温湿度をコントロールするエコ運転を行っています(PAT.)。試験機に搭載する冷凍機全機種は、オゾン層破壊係数ゼロの冷媒を採用。
また、試験機操作のタッチパネルは、運転温湿度データ記録機能付を採用し、記録紙やインクといった消耗品を削減しています。

環境対策機器の開発

・サンシャイン排気処理装置
・塩水噴霧の排気処理装置
・排ガス処理装置
・オゾン処理装置(TM-A フィルタ)
・複合サイクル試験機用の洗浄水再利用装置 等 環境対策機器の開発に努めています。

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