技術文献

アルミニウム部品の腐食促進試験 スガ試験機株式会社 / 須賀茂雄、伊藤晴弘

題目:
アルミニウム部品の腐食促進試験

筆者:
スガ試験機株式会社 須賀茂雄、伊藤晴弘

内容:
アルミニウム合金(以下,アルミと略す)は軽くて腐食しにくいということで鉄道車両、航空・宇宙機器、自動車、二輪車、建材等多岐に渡って使われている。
自動車や航空機、鉄道車両等は軽量化による燃費向上、その他エネルギー資源の節減、CO2排出量の低減、リサイクル性の良さで大幅に採用量が増えている。
アルミは鉄材料に比較して大気中では耐食性に優れると言われているが、意匠性の観点で白濁、白い腐食生成物の発生を防ぐために陽極酸化処理や塗装が施されている。またアルミは外観の錆以外にも他の腐食の特徴があり、例えば、異種金属との接触で腐食が促進される、隙間部での腐食も早い、合金の種類によっては応力腐食割れの問題も懸念される等、その使い方を誤ると大きな問題につながる。これらの腐食の問題を解決するために腐食促進試験は重要な役割を担っている。最近、ろう付で組立てられる自動車用熱交換器の実用比例が多く、その耐食性は非常に重要なファクタであるが、本稿ではその適用も含めた腐食促進試験方法について紹介する。

書名:軽金属溶接 Vol.52 No.6
発行年月:2014年6月

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