促進耐候性試験機の光・温度・湿度を正確に測定することは重要です。国際標準とのトレーサビリティを確立しています。
正確な試験のために放射照度・放射露光量を測定
ウェザーメーターが正確な放射照度で試験をしているのか定期的に確認・校正することができます。各種光源のウェザーメーターに対応したラインアップがあります。
耐候試験データの礎となる、屋外暴露試験。すべての耐候試験はここから始まります。
太陽光・自然環境に直接試験片を暴露します。
暴露角度は45°固定( 他の角度は製作時ご指定) 。フレームは耐食性に優れたアルミ材、架台は耐食塗装で堅ろう設計です。試験片の固定には専用の試料取付具を用いて、上下から押さえます。試験片と接する部分はポリエチレンチューブで絶縁しています120 枚の試験片を設置できます(240枚の試験片を設置可能なモデルもあります。OER-2型/OER-2G型)。
ガラスでカバーした暴露台。屋内用材料を試験。試験片裏面は大気開放の自然通風型で、120 枚の試験片を設置できます(240枚の試験片を設置可能なモデルもあります。OER-2型/OER-2G型)。
促進耐候試験において、光、温度、湿度とともに降雨は重要な項目の一つです。試料スプレ水の品質はウェザーメーターの試験結果の信頼性に大きな影響を与えます。
いずれもウェザーメーターの正確性を支える名脇役達。試料への水の悪影響を防ぎ、試験結果の信頼性を確保します。
原水をイオン交換樹脂に通すことで不純物やシリカ成分を除去します。フィルタ部( イオン交換樹脂) は二台並列型で、水路を切り替えて一台ずつ使用できるため、フィルタ部の再生交換時も連続して試験が可能です。